シャープは大阪府堺市に液晶テレビの新工場をつくると発表しました。
シャープのライバルであるパナソニックの新しい動きは。
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シャープでは液晶テレビに力を入れていますよね。シャープでは液晶テレビ「アクオス」を吉永小百合さんを使って宣伝していますね。実はシャープでは液晶テレビの技術を使って任天堂の携帯ゲーム機の液晶パネル独占的にシャープは任天堂に納品していました。任天堂の携帯ゲームで使われている液晶パネルはDS専用の特注品であったためにシャープ1社の納品が続いていました。しかも任天堂のゲーム機は国内だけで年間900万台も売上がありシャープにとっても魅力的な市場であり、シャープが独占できていることはシャープにとって売上や利益が確保できる魅力的な市場であったのです。ところが2005年に日立ディスプレイが参入してきたのです。任天堂にシャープ1社で独占的に納品していたのがシャープと日立ディスプレイは売上や利益に直結する値崩れが起こらないように、シャープと日立ディスプレイが話し合い、任天堂に納品する価格を決めたのですね。これが独占禁止法に触れるのではないかとの疑いがもたれているのです。
シャープは液晶パネルの新工場を大阪府堺市に決めましたが、このシャープの液晶パネルの工場誘致には厳しい誘致合戦があったのです。シャープは液晶パネルの新工場を積極的に誘致していた企業は日本で5ケ所、海外の1ケ所の計6ケ所あったのです。大阪府と堺市のシャープ誘致条件は謝礼金としてシャープに渡す資金は大阪府から150億円と堺市の固定資産税減免による10年間で200億円でした。シャープは液晶パネルの新工場の投資額は約5000億円ですので、大阪府堺市にすれば遊休地になっていた250ヘクタールの土地の利用やシャープは液晶パネルの新工場での約2000人の雇用、関連企業の進出を考えると決して高額な条件提示ではなかったかもしれません。しかし、シャープが最終的に大阪府堺市に決めたのは旭硝子との関係でした。シャープ液晶テレビの部品として納品している旭硝子が大阪府住之江区で稼動し始めたことでした。旭硝子の工場から車でわずか11分という距離しか離れていない大阪府堺市が今回の決定になった大きな要因だといわれています。
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シャープは液晶テレビで世界シェアのトップでしたが、シャープの予測以上に液晶テレビや液晶ディスプレイの需要がたかまり品不足になっていたのです。さらにシャープは液晶テレビや液晶ディスプレイの主要市場である北米への進出が出遅れ、2005年後半にはソニーや韓国のサムスン電子に追い抜かれ、現在では液晶テレビと液晶ディスプレイの世界シェアの3位や4位にまで落ちているのです。シャープでは第9世代基盤以降の基盤製造を目指しており、商品単価の高い大型液晶テレビを大量に生産できる体制を作り、世界シェア1位を取り戻したのです。またシャープは奈良県天理市に総合開発センターを持っているので液晶研究関係の部門を堺市に移すことも検討していると言われています。シャープのライバルであるパナソニックは兵庫県尼崎市のプラズマテレビ工場の隣接地に新しい工場を建設することを決め、旭硝子や凸版印刷などの関連会社も同じ敷地内に建設する予定をしている。今後シャープの液晶テレビとパナソニックのプラズマテレビの競争は熾烈な戦いになることは間違いないでしょうね。